試験

vol.153 - 2022.6.14

今日キッチンスタッフのパスタ試験がありました。

 

彼女は若干緊張した面持ちで課題料理3品に向ってくれました。

その真剣な眼差しにこちらも背筋が伸びます。

最初の2皿は、

少し塩がたっていて作り直しもあったけど、

熱々感やパスタの湯で加減・盛り付けなど

何よりも一皿に凄く気持ちがこもっていて見事に合格!

 

料理って、

作り手の情熱や想いが良くも悪くもそのまま出るものです。

沢山の時間を費やして練習したのが感じれたし、

それをシェフも店長も全員で応援サポートしたのがよくわかりました。

これからも

自分の作る料理でお客さまが笑顔になってくれることをイメージしながら

仕事をしてほしい。

 

レストランはメーカーと同じ。

メニューを開発するときに

『なぜ、こういう商品を作るのか』

『どういうシーンで召し上がっていただきたいのか』

というところまで踏み込むことが大事ですね。

ロマンのある商品開発と原価や生産性のバランスをとりながら、

一方で筋肉質な収益構造を目指すことも大切です。

 

その上で、

自分達が提供している商品やサービスに自信を持てるスタッフの集合体でありたいですね。

それこそが結果的に世の中に貢献することになり

選ばれる店になるのだと改めて思いました。