残念な価値観

vol.186 - 2023.9.20

お疲れさまです。

ようやく朝晩は秋らしくなってきましたね。

先月から今月にかけて、

立て続けに飲食店やホテル等で食中毒事故が発生しています。

日中はまだまだ気温が高い日が続いています。

食材の取り扱いや管理等、改めて注意確認していきましょう。

 

さて、

先日JAZZライブを観に行きました。

都内を中心に活躍している女性サクソフォン奏者がメインで、

躍動感たっぷりで熱量を感じるライブは本当に素晴らしかった!!

 

毎売りチケットは料亭弁当とワンドリンク付きで@1.2000円。

会場は金沢でも有名な老舗料亭の地下バンケットで、

200名ほどの客席は超満席。

8名席の円卓に通されて事前にセットされていた料亭特製弁当とビールで、

同席の知人としばし歓談。

ワインが飲みたいと思いスタッフさんにボトルワインがあるかと聞いたら、

ドリンクカウンターでキャッシュオンで注文との事。

会場コーナーに設置されたドリンクカウンターに行って、

グラスワインのみになると言われて

「白と赤を2杯づつ下さい。」と注文しました。

中年の担当者が笑顔で「かしこまりました!」と言って

おもむろにカウンターの下から取り出したものを見てビックリしました。

配ぜんテーブルに上に置かれたのは家庭用3L入りのパックワイン。

目の前で、

プラスチックの注ぎ口からチープなglassに入れてくれました。

価格は1杯1.000円です。

 

効率的なオペレーションを優先した結果なのかもしれませんが、

とても残念な気持ちになりましたし、

もったいないなと感じました。

パーティの主旨や客層・客単価等を考えて、

スタッフ全員の「お客様に楽しんで頂こう!」という価値感が一致していれば

ゲストが豊かな気持ちになれるような工夫が

もっともっと出来たはずです。

 

その店の価値観は

気くばりや心配りを映し出しますね。