平成最後のご挨拶

vol.16 - 2018.12.29

「お客様に楽しんで頂くことが私達の喜びです」

 

お陰さまで弊社は、

今期で創業31周年を迎えることができました。

 

 

今まさにデジタル全盛の時代、“飲食店に求められるものはなんだろう?”といつも考えます。

変化の激しい時代だからこそ、変えることと変えないことを明確にすることが重要だと思っています。

例えばエモーショナルな繋がり。

世の中の流れが効率とか機能性を追求するようになればなるほど、

ひとはどこかで温かみのあるリアルなつながりを求めます。

それらアナログな豊かさを、各店舗の価値観として磨き上げ、お客様をお迎えできる店でありたい。

 

また、

大切にしたいのは「オリジナリティ」。

飲食サービス業として、

食の安全や美味しさの追求・居心地のよいサービスや空間の創出に対して努力することは

プロとしてもはや当たり前のことですが、

その上でどんな付加価値を表現できるか、その部分がオリジナリティにつながると考えています。

 

地域や世の中に必要とされること。

働く人が自信と誇りを持って居場所だと思えること。

街に根付いて、街の人たちに必要とされる店を目指し、

そこに働く人がそのことに自信と誇りを持てる店作りに拘っていきたいと考えています。

 

これからも提案したいことが沢山あります。

お客様がわくわくするお店を作ること。

お客様のニーズを半歩先取りして、お料理やサービスなどに気持ちを込めること。

また、長いあいだオペレーションするには働き方の部分が重要だと感じています。

スタッフのよりよい環境の整備、この業界で働く人の待遇改善の推進が大切だと考えています。

妥協せずに目の前にある、お料理やサービスなど、ひとつのものを情熱をもって磨き続け、

「あのレストランであの料理を食べよう。」「あのカフェで、あの人に会いたいな。」と

思っていただける店作りを目指していきます。

そして、長い時間を重ねて、

お客様からは『この土地に来てくれてありがとう。』

私たちは『この土地でやらせていただいてありがとうございます。』

そのように思える関係を築ける会社でありたいと考えています。

 

今年一年、

弊社直営店舗をご利用頂きまして

誠にありがとうございました。

2019年もよろしくお願い致します。

 

 

2018年12月 吉日

株式会社  
カンパーニュレストラングループ
代表取締役 堀 勝彦