合理的思考

vol.108 - 2021.2.26

季節外れのなごり雪。

 

こうやって見る分には美しくて風情もあるけど、

電車は止まるし

交通機関はマヒするし

何かを示唆しているとも思えてくる。

 

新宿で焼き鳥屋を多店舗展開している友人との会話で、

「新宿はものすごいスピードで飲食店が閉店しているよ。大小問わずに。

コロナで新宿は日本一売り上げがダウンした街だと思う…。」

彼は、こうも言ってた。

「この一年間、何とかやってきたけど今年いっぱいこの状況が続いたら、もうバンザイ。

こんなんなら中途半端な緊急事態宣言よりも、

3か月間しっかりロックダウンしてキッチリ感染者を封じ込めた方が

その間丸々赤字でも

今よりぜんぜん傷口は浅いよね。」

 

都心部の一都三県の宣言解除の延長が囁かれているけど、

その先はどうなるのか

当該知事の見解からは見えてこない。

 

金沢市の地域限定時短要請も説明が足りないから納得感がとても低い。

 

協力金の内容も都内と同じ理屈で、

要請に従った店舗に一律同額が支給される。

 

飲食店は業態や目的によって店舗規模もスタッフ数も違う。

少なくとも場所や規模に応じて濃淡をつけることが自然だし

納得感があるし合理的だと思う。

たとえば、

前年の売り上げの何パーセントだとか、賃料保証かつ人件費は80%だとか。

それぐらいやれば、特措法にある罰則等に関しても合理性がでてくるのに

今のやり方では不公平感が否めない。

 

それから

各種助成や補助金申請時の書類。

毎回毎回、

同じものを重複して出さなくてはならない。

なんでデーターベース化しないんだろう。