指標

vol.149 - 2022.5.17

前回のワインの話のつづき。

 

ワインは温度が変われば味も変わります。

適正な温度帯がそれぞれあるけど

赤ワインも白ワインも

一般的に温度を下げると酸味が立って口当たりがドライになるし、

温度を上げると甘さがつよくなって滑らかになります。

 

レストラン等で自分好みのワインを選ぶときの為にソムリエが居ますが、

伝える事はシンプル。

白ワインなら酸味の強弱と風味の傾向(ドライかフルーティか)を、

赤ワインなら渋み・甘み・酸味の3点の強弱を伝えれば十分です。

さらに自分の好みがわかってきたら、

ブドウの品種を伝えるといいですね。

「シャルドネで樽香のあるものを。」とか

「ピノノアールで酸味の優しいものが好きです。」という具合。

 

ソムリエが困るのは、

漠然と「飲みやすいものをください。」という

人によって感じ方が違う曖昧な注文ですね。

 

ちょっとしたコツを知っておくだけで

リカーショップや酒屋で選ぶときにも

良いワインに出会える確率がグンと上がります。