雑談

vol.173 - 2023.1.17

コロナ禍をきっかけにして

リモートワーク等

人と人とが対面しない働き方が当たり前になってきて

コミュニケーションが取りづらいっていう話をよく聞きます。

 

先日リモートで複数の人と打合せをしたけど、

どこか表情も見えづらいし

話しかけるきっかけが分かりづらかったりしますね。

 

アナログなコミュニケーションのなかで

「報連相」がチームの成果を上げる土台になる事は知られていますが、

一方で「雑談」が「相談」をスムーズに生むというコラムを読みました。

雑談を通して上司と部下の心理的安全性をつくることで、

相談する事の心理的ハードルを下げるという内容です。

心理的安全性とは、

愚痴を言い合えるかどうかといった感情的な視点ではありません。

たとえば

店舗単位でもミーティングや会議などがおこなわれるけど、

社歴や立ち位置が違っていても

「チームの成果に対して率直に意見が言える事」がとても大事ですよね。

その時に

たとえ議論になったとしても

感情的にならずに意見をぶつけ合えるチームこそ

生産性が高いチームと言えます。

 

これらのことを実現するうえで重要なのは

日常的なコミュニケーションです。

強制なルールや中身を指定された雑談ではなくて、

仕事に関する些細な事のやりとりや

正解も間違いもないからどんな意見でもOK!

っていう雑談の中から相談が生まれやすくなるということですね。

 

私達の仕事は、

手順通りに工業的に動くことよりも

仕事の変数が比較的多くて

クリエイティブなものが求められるからこそ、

「雑談+相談」の価値が高まってくるんだと感じました。